平成29年3月19日 東洋はり医学会鹿児島支部月例会開催
・本日の治験発表 「左肩の痛み」 発表者: 福永 誠二
患者 84歳男性 中肉中背 仕事はされていないが趣味で屋久杉を用い物作りをされている。
左肩の痛みは半年前に発症しマッサージ等を受けていたが、鍼灸治療を希望されて来院された。
日中は痛まないが夜中に痛みで目が覚める。いっとき肩を動かすと痛みが治まりすぐに寝られる。この状態が続いている。
今月1日より6回施術を行ったが夜間の痛みはまだ少し残っている。発症から半年以上経っていることや年齢的なこと、
また趣味で腕を使われることなどを考慮すると完治するにはもう少し時間がかかることを患者様にご理解いただいて
継続的に治療している。
この患者様は声に力もあり治療にも積極的なので、症状は少しづつ緩和されていくと思われる。
右耳の難聴、尿の出が悪いなどの症状も照らし合わせて治療を行っている。