令和2年度 東洋はり医学会鹿児島支部 2月例会開催
日時:令和2年2月16日 9:30~16:20
場所:県老人福祉会館
・今月の治験発表 発表者 出木場まり子
「膝関節症」 患者:88歳 女性
主訴:右膝外側に水が溜まる やや熱感はあるが、痛みはほとんど無し
既往歴:甲状腺低下症、心房細動、副鼻腔炎
初診日:令和2年1月8日
治療は本人の希望で定期的に行っている。
15回目の2月15日時点では膝に水も溜まらなくなり、歩く時も気にならない。
食欲が出てきた。夜中にトイレに行かなくなり、良く眠れるようになった。
・今月の臨床考察 担当 水迫聡子
柳下登志夫先生著「経絡治療 論説・講演集」より
適応側・引き算の方式による修練法、脉診について、ざん鍼の影響力など。
(実技) めまいを訴える支部員がおり、これを模擬患者として実技を行った。
証を左肺虚肝実と決め本治法→標治法と実技を進めた。
実技後は気分が良くなりめまいも改善され、支部会終了まで研修が出来た。