坐骨神経痛について
ヒロミ鍼灸療院のホームページをご覧の皆様 こんにちは。
今週になって急激に気温が下がり、朝晩が冷え込んで来ました。
夏の間、坐骨神経痛から解放されて快適に過ごされていた患者様が、
この気候の変化で痛み・痺れを訴え来院されています。
坐骨神経痛は、臀部・下肢の後ろ側・ふくらはぎ・時には脛(すね)に痛みや痺れ、
麻痺などの症状があらわれる疾患で、大抵は片方に出現します。
原因は、多くは腰椎に異常が生じることで、坐骨神経が刺激を受けたり圧迫されることで
発症します。
腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、腰部脊柱管狭窄症などが原因となることも多く、
また、急な気温の変化や寒さで誘発されるようです。
中には、排尿や排便障害が現れている方がいらっしゃいますが、このような場合は
専門医を受診されることをお勧めします。
ご自身での対処法は、身体を(特に腰下肢)冷やさないことです。暖かくする工夫をして下さい。
下肢のストレッチもお勧めです。
鍼灸治療は疼痛が軽減・緩和され、血行の促進により坐骨神経痛にもかなり効果が期待できると思います。
現在来院中の患者様達も経過が順調です。